FOMOに負けない

ド下手アマチュア投資家。上手くなりたい。

次の暴落時にどう動くか

 

・SOXLをロング(半導体サイクルを踏まえて)

・その他Direxionブルをロング(資金が流入するであろうセクター)

日本株ブル(2倍ETF、3倍投信)をロング(景気次第、分散して継続購入)

・米国株ブル(2倍ETF)をロング(景気次第、分散して継続購入)

投資状況(2024年第12週)

現物 2,969,800

2267 ヤクルト 400株@3,899  現在値:3,237  -264,800(-16.97%)

8306 MUFG 1,000株@1,519.44 

=>売却@1,520.7

9166 GENDA 500株@3,274 現在値:3,350 +38,000(+2.32%)

*一度売却して再購入

 

信用 0

 

預り金 3,156,225

 

投資信託 50,569

 

合計 6,176,594 (前週比+2.3%)


日銀はマイナス金利を解除。YCC撤廃。事前の予想通りの内容で超金融緩和は終わり、通常の金融緩和へ。

これを受けて、まずは銀行株が売られた。一度上がると思っていたが、織り込み済みだったようだ。一方、不動産・REITが値上がり。利上げ懸念が和らいだため。株は先を見て動くものだと改めて実感。反省。

GENDAも大きく下げる場面があり、慌てて売却してしまった。が、結局、上げ方向へ動いているのを確認して再度購入。狼狽売りしてしまう時点で目標値やトレードイメージが持てていないことが露見。反省2。

 

投資で豊かになりたい、自由に生きていきたいと思う一方、自分なりのトレードスタイルが確立し、コンスタントに利益を出せないような状態では独立などあり得ないこともよく分かっている。安易な脱サラは絶対ダメだと再認識した週だった。

9166 GENDA

素人ながら、9166 GENDAについて色々調べてみた。

 

■業績予想

M&A前の各社決算は官報等で発表されているものがあり、バフェットコードでもそれなりに拾ってくることができた。完全なデータではないが、これらを活用してざっくり予想をしてみた。

GENDA予想

2025年1月期の予想売上高は1000億円(今後の新規M&A寄与を考慮せず)とのことだが、既存の業績上積みでは達成できなさそう。

売上増を期待できるのは

GIGOエンタメ:ゲームセンターがもう少し伸びる

・伍彩:中国での店舗展開と売上アップ

・シン・コーポ:カラオケが脱コロナで更に売上が伸びる

くらいだろうか?

過去決算を見ると、カラオケはもっと利益が出ていた時期もある。ここが伸びる可能性は高いと思われる。中国も景気は悪化しているが、コンテンツ系への消費は底堅いのではないか。今から店舗展開すれば、それなりに売上・利益増に寄与してきそう。

 

新規追加になったサンダイがどの程度寄与してくるか。ミニロケは店舗5分の1相当で読んでみたが、九州の客単価が関東・関西に比べて低いという可能性もある。もっと売上・利益は低いかもしれない。

 

M&Aの方向性

1.グループ内で完結する施設運営

アミューズメント施設運営の運営は初期投資に大きな金額がかかりそうだが、基本的にその後は粛々と回収していくだけ。客が勝手に遊んでくれるから、サービス要員も少なくて良い。とすると次に絞れるのは商品の仕入れ。小売店が自社で製品を使って売るように、PB化していけば利益を更に確保できる。

 

・日本ポップコーン:かつて一世を風靡した高級ポップコーン専門店。全国の大丸に店舗出店していた時期もあったようだが、現在では実店舗数:3店にとどまる様子。原価率は低いだろうし、上手く高付加価値をつけられれば儲かりそう。

・レモネードレモニカ:これも高付加価値しやすそう。コーラや他のジュースは安いものが市場にたくさん流通しているから、わざわざ自社で作らなくても良い。ならばレモネードともならないが、海外へのチャネルを持っているところがポイントだったのだと思う。

・フクヤ、アレス:グループ内でフィギュアなどの各種グッズ、景品を作れる。外部購入してくる場合、意外と馬鹿にならないと思う。凝ったフィギュアを景品にしようとすれば、それなりに購入コストがかかる。かといってコスト優先にすれば、同じような品質・種類のものばかりになって魅力的な景品が少なくなる。

 

2.自社IP創出

本気でグループ内でIPコンテンツを創出したいと考えているのだろう。正直、ここはまだ曖昧に見える。M&Aで簡単にコンテンツクリエイターを手に入れるのは難しいだろう(良質なコンテンツ製作には人手も設備もかかるし、企業価値が高めと思われる)。例えば、過去にソニーもコロンビアピクチャーズを買収するには大金を支払った。まだGENDAにそこまでの資金力はないだろう。

 

・ギャガ:あくまで配給メインなので、自らコンテンツを生み出す力は無いだろう。とはいえ海外の製作・配給会社とのパイプはある。最近ではラ・ラ・ランドの配給に携わった。何か一発当たれば、関連コンテンツをアミューズメント施設で直接顧客にアピールすることができる。

ダイナモアミューズメント:元々はダイナモピクチャーズ(現・ニンテンドーピクチャーズ)の一部門。イベント作成やXRコンテンツ製作の技術を保有している。IPコンテンツの展開には役立つかもしれない。

 

3.海外展開

本気で海外展開を進めていきたいのだろう。アニメ・コンテンツの海外市場が巨大であるのは間違いない。とはいえ、ここもまだ明確な勝ち筋が見出せておらず、とりあえず海外チャネルを持つ会社をお得に買っていこう、という感じではないか。

 

・レモニカレモネード:海外店舗を既に保有している

・Kiddleton:米国で実店舗を展開。元々、ラウンドワン米国法人との合弁企業だったが、GENDAが完全子会社化したもの。店舗数も多く、米国顧客との接点になる。

・伍彩:中国子会社。これから大都市圏で店舗展開を進めていくと思われる。中国のコンテンツ市場は有望だが、オンラインゲームのように政府規制が入るリスクはある。

 

■同業他社比較

現実的には「アミューズメント施設運営」の企業と見るのが妥当と思う。もちろん、今後のIPコンテンツ展開の可能性は+αであるが。とすると、ひとまずのベンチマークは4680 ラウンドワンになると思う。

 

4680 ラウンドワン vs 9166 GENDA

予想PER 15.8 vs 25.2

PBR 3.51 vs 5.57

EV/EBITDA 7.0 vs 14.4

ROE 16.9 vs 27.25

EPS 36.0円 vs 121.8円

時価総額 2,357億円 vs 1,082億円

 

グループ内で付加価値をつけられる分、GENDAの方が利益水準は高くなっているように見える。ラウンドワンはボウリングがメインだから、必ずしも競合とは言い切れないが、似た業態と比べると相対有利と言えそう。

 

さらに自社でコンテンツ創出まで目指すとすると、例えば7832 バンダイナムコHDが比較対象に入ってくる。

7832 バンダイナムコHD vs 9166 GENDA

予想PER 18.9 vs 25.2

PBR 2.65 vs 5.57

EV/EBITDA 10.9 vs 14.4

ROE 14.62 vs 27.25

EPS 70.4円 vs 121.8円

時価総額 18,705億円 vs 1,082億円

 

このあたりまで見ると、GENDAはまだまだ安いのかなとも思える。期待値も含んだ値付けになるだろうから、M&Aの選球眼と早期のシナジー創出が株価上昇の鍵になるように思われる。

投資状況(2024年第11週)

現物 2,931,600

2267 ヤクルト 400株@3,899  現在値:3,224  -270,000(-17.31%)

8306 MUFG 1,000株@1,519.44 現在値:1,504.5 -14,947(-0.98%)

9166 GENDA 500株@3,237.4 現在値:3,155 -41,200(-2.54%)

 

信用 0

 

預り金 1,662,710

 

合計 6,034,310 (前週比-3.1%)

 

今週に入って銀行が一斉に売られる。含み益が全て消えて含み損に…MSQ & 日銀イベント前の利食いと思われる。

方針は変わらず、まずは3/19〜20でマイナス金利解除。銀行株は上がると想定。月曜に一段と下がるならMUFGは買い増しも考える。

為替は円安に動いているが、米国インフレ再燃懸念でのドル高の方が影響大きそう。しかしインフレが収まっているのは事実で、数ヶ月間で考えれば円高方向に動くのでは。

 

円高銘柄は電力が早々に高騰。もう遅い気がする。

次は猛暑銘柄だと思っている。少しずつ買っていきたい。

もしトラはほぼトラになり、エネルギーセクターは早々に高騰。トランプ相場が始まったら、米国株を買うのも良いかもしれない。ドル安でも円ベースで伸びるところはどこか。エネルギー・資源・重工長大産業・自動車などの伝統的な産業か?

 

GENDAを買ったのは、単に欲しかったから。金利動向が資金調達に与える影響は気になるが、単純に物凄いスピードで成長している。ずっと下がらなかったが、ようやく下落。とりあえず買って放置しておく。

 

投資状況(2024年第10週)

現物 2,931,600

2267 ヤクルト 400株@3,899  現在値:3,249  -260,000(-16.67%)

3086 Jフロント 100株@1,459

=> 売却@1,487

8306 MUFG 1,000株(現引)@1,519.44 現在値:1,632 +112,553(+7.40%)

 

信用 0

5406 神戸製鋼 500株@2,022

=>現引&売却@2,037.5

8411 みずほFG 500株@2,751
=> 返済@2,838.34

2593 伊藤園 500株@3,871円

=>返済@3,830円

 

空売り +4,256

6902 デンソー 2,000株@2,774円近辺

=>買い戻し 2,768円近辺

6902 デンソー(2回目) 1,500株@2,766円近辺

=>買い戻し 2,770円近辺

 

預り金 3,293,484

 

合計 6,229,340(前週比+0.6%)

 

先週から方針は変わらず。マイナス金利解除に向けて銀行株を買おうと思っていたが、想定より早く騰がってしまった。殆ど買えず…観測記事が時事通信から出た。マイナス金利・YCCの双方を撤廃するとのこと。YCCも撤廃なら銀行株にとってポジティブサプライズだが、そこまでやるだろうか?いずれにせよ、来週はある程度織り込んで値上がりするだろう。マイナス金利解除は起こる前提で、日銀発表後は材料出尽くし急落よりも2〜3日連騰する方がオッズが高い想定。3月末配当の支えもあるし、3/18〜19の会合は現物保有したまま迎えようと思う。偉そうに言える金額でもないし…

 

一方、あまりに強気相場すぎるので、MSQに向けてポジション整理。強いMUFGだけ保有継続。神戸製鋼も現引したが奮わず。日本製鉄は続伸。やはり強いところが伸びる相場。

 

みずほを売ったのは失敗。相対弱いから手放したが、その後MUFGがPBR 1倍回復のニュース。まだ回復していないSMBC、みずほが買われる展開になった。

 

伊藤園急落で購入するも、上値が重そうで早々に手放す。猛暑銘柄として注目はしているが、週末にかけて更に下落。ナイス損切りだった。もっと下がったら再度買いたい。PERは高めだが。

 

トランプ候補がスーパーチューズデーで圧勝。ヘイリー候補は選挙戦脱退。エネルギー株が急騰。石油が騰がっていることも影響。これから景気が悪くなるならどうなるか。ウォッチ継続。

 

ここまで急騰してきた半導体が下落。週末はNVIDIAも大幅下落。新たなニュースも少なくなり、利確スタートか。高値掴みした人も多そう。大きく調整してくれると嬉しい。

わが投資術(清原達郎氏) 読書メモ

・気になった記述

海外には日本株の大きな貸株市場が存在する。その大きさは日本の信用取引での空売り規模をはるかに上回る。プライムブローカーはMarkitやDataLendといった貸株データベンダーからデータを買っている。

 

割高株がテーマ型投信で更に割高になり、最後は空売り筋の買い戻しで高騰→ピークで空売り。ファンダメンタルを見てケチをつけるべき点は何もなかった。

 

オーナー経営者やその親族が大株主の場合、株式の相続は大きなポイント。財団などで備えない限り、市場である程度売るしかない

 

プロでも公募増資の際の目論見書など読んだことはない

 

・感想、気づいたこと

DCF法は知っていたが、よくよく考えると、それでプロの運用者が購入銘柄を選んでいる→先にプロ受けしそうな銘柄をDCF法などを使って探す、という手法が取れるのでは(今さら)

 

誰が買うか、どれだけ買うか、いつ買うか、が分かれば良いということ

投資状況(2024年第9週)

現物 1,429,750

2267 ヤクルト 400株@3,899  現在値:3,200  -279,600(-17.92%)

3086 Jフロント 100株@1,459 現在値:1,497.5  +3,850(+2.63%)

MRNA モデルナ 80株@93.997ドル

=> 売却@96.06ドル +16,957円

 

信用 120,921

5406 神戸製鋼 500株@2,022 現在値:2,080 +27,586(+2.72%)

8411 みずほFG 500株@2,751 現在値:2,838.5 +42,167(+3.06%)

8306 MUFG 1,000株@1,518.4 現在値:1,570.5 +51,168(+3.36%)

 

預り金 4,637,560

 

合計 6,188,231(前週比+2.1%)

 

先週から大きな方針変更なし。

銀行・バリューへの投資。みずほが思った程上がらずで、MUFG追加。強いところが高くても上がる相場なのだなと実感。SMBCも追加しておけば…

 

モデルナは上がりそうな動きだが、米国株のインサイダー売りが多数出ているとのニュースがあったので売り。米国株もちゃんと勉強しなければ。

 

日銀マイナス金利解除は確実と思ってるので、これから追加するなら銀行。

その後、調整が来るので、そこで何を買うか。地銀の売りでREITが安くなっているとの投稿がチラホラ。マイナス金利解除で不動産も売られるだろう。しかしそこまで円高にはならないだろうと思っているので、輸入物価は収まらないのでは。もしもトランプ大統領就任となれば、更なる米国インフレもあるだろう。米国が金利を再度引き上げたり引き下げ停止となると、また円安、インフレ。日本もそこまで金利を上げられないだろう。債券値下がりで銀行は更にダメージが広がるのでは。とすると銀行株はどこかで売るべきか。

半導体を除けば、高配当大型バリュー株が選好されそう。逆に高利回りのREITや、悲観巻き返しで不動産株の上昇もありそう。

 

下がったら買おうと余力を残していたが上がる一方で、つくづくセンスが無い。

 

半導体はいつまで上がるのだろうか。